「雑感(政治不信)」

◆ここ数か月来新聞やテレビでの報道を観るたびに「政治不信」が募るばかりでうんざりしています。
旧統一教会と自民党議員との関係があまりにも深く、ただでさえ政治不信が募っているのに、今回は葉梨法相の辞任(更迭)問題です。
「法務大臣は、朝死刑のはんこを押して 昼のニュースのトップはそういうときだけという地味な役職だ」
「今回は旧統一教会の問題に抱きつかれてしまい、一生懸命問題解決に取り組まないといけないことで、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」
「外務省と法務省は票とお金に関係ない。法相になってもお金は集まらない。票も入らない」
※「私の本意ではない」というものの、あちこちの集会で何度も同じ話をしているのだから真意であり、職責の欠如以外の何ものでもない。

◆先日、辞任(更迭)に追い込まれたばかりの山際元経済再生担当大臣が、辞任からわずか4日後に自民党の新型コロナ対策本部長に就任し、問題になっています。任命したのが、これまた旧統一教会と関係が深い萩生田政調会長。
「本来のコロナ対策での失政があったわけではないので、私の判断で任命した」という。

◆他にも次から次へと辞任ドミノの可能性があり、つくづくこの国の政治は大丈夫かと不安になる。
(政治家だけではないが)政治家の劣化が言われて久しい。政治不信を募らせているのは私だけではないと思います。
つい先日、鎌田慧さんの「声なき人々に寄り添い続けて」というインタビューを聴いたことも一層その思いを募らせています。