「江戸の子育て十ヵ条」

時々「江戸の寺子屋に学ぶ子育て・孫育て」というテーマで講演をしていますが、その際終わりに「江戸の子育て十ヵ条」についても簡単にご紹介しています。また、毎回、講演内容の感想を書いていただいていますが、その中に「江戸の子育て十ヵ条をみんなに紹介してください」という感想がよくありますので、今回は「江戸の子育て十ヵ条」について簡単にご紹介いたします。

「江戸の子育て十ヵ条」は、小川保麿が天保10年(1839年)に著した往来物『養育往来』に書かれたもので、江戸時代の子育ての総集編のような内容です。江戸時代も今と同じような悩みを抱えていたことに驚きますが、それだけに、改めて読み直すと今日の子育てにいろいろなヒントを得ることができると思います・

【江戸の子育て十ヵ条】
(第一条) 子育ての責任は全て親の責任
(第二条) まずは親の姿勢を正すべし
(第三条) 子どもへの愛情をはき違えるな
(第四条) 早く善悪を教え、特に「悪」を厳しく戒めよ
(第五条) 子どもには苦労をさせ、我が儘を許すな
(第六条) 礼儀作法をしっかりと教えよ
(第七条) 子どもの友人や遊びを吟味せよ
(第八条) 教師と親が心を一つにして教育せよ
(第九条) 学問の目的を見誤るな
(第十条) 子育ては試行錯誤の連続、誠の心で向き合え
           (参考図書:『江戸の子育て十ヵ条』小泉吉永著/柏書房)

江戸時代も今も子育て・孫育てに関して、同じような悩みや課題を抱えていたのだと思うと何となく親しみを感じませんか?でも、各条文の内容をもう少し詳しく見ると、これからの子育て・孫育てに多くのヒントを得られると思います。
「江戸の子育て十ヵ条」についてもっと詳しく知りたい方は、参考図書をご覧ください。

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