「江戸寺子屋の段階的養育法~六つしつけ」

ここ数年来、躾と称した親の虐待によって幼い子たちが命を落とすという痛ましい事件が相次いでいます。それぞれ虐待に至るまでの事情は異なるでしょうが、どの事件も親のストレスを子どもにぶつけているとしか思えません・
前回は、江戸寺子屋の段階的養育法の第一段階である「三つ心」についてお話ししましたので、今回は第二段階である「六つしつけ」についてご紹介いたします。

【六つしつけ】(手取足取り大人の真似をして公の場での振る舞いができるようにさせる)
◆「三つ心」で心の糸をしっかり張り巡らせたら、次はその心の糸をスムーズに動かせるようになるまで何度も練習させ、そうして六歳までには公の場での振る舞いができるように心の糸を上手に動かすことを学ばせるのです。 この時、ただ口で教えるのではありません。お父さんやお母さん、そして手本となる大人たちのすることを真似させるのです。 挨拶や大人との応対の仕方、そしてご飯の食べ方や箸の使い方、また履き物の脱ぎ方や揃え方など日常茶飯事のしぐさをクセなるまで繰り返し繰り返し行わせ、身につけさせるのです。
しつけとは、日常生活に必要なことを身につけさせることです。そして、生きる上でのルールを身につけるしつけがなされなければ、子どもは不幸です。 もっとも、そうは言っても、子どもはなかなか親の願うとおりにはなりませんよね。あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながら、痛い思いをして、つまりご近所や周りの大人たちから叱られながらということですが、体で覚えていくものです。 しつけは親子の根比べと思って、また、親自身も成長させてもらうつもりで、手本となる態度や言葉を示してみてはいかがでしょうか。 子育ては親育てと言いますからね。

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