「商人八訓」

アメリカのトランプ大統領が政治にディールを持ち込んでいます。そのことに私は少なからず違和感を感じていますが、それ以上にそのディールが自分さえ良ければとばかりに「アメリカファースト!」と声高に叫んでいる姿に抵抗を感じています。皆さんはどうですか?

そんな折、「江戸の商人しぐさに学ぶ商人道」という講演の中で「商人八訓」について触れましたので、皆さんにもご紹介したいと思います。
「商人八訓」は、江戸後期の蘭学者であり、画家・文人でもあった渡辺崋山が商人のあり方について書いたものです。
『商人八訓』
1.まず朝は召使いより早く起きよ
(率先垂範、上に立つ者こそみんなの手本となれ)
2.十両の客より百文の客を大切にせよ
(購入金額の多い少ないでお客様を差別するな)
3.買い手が気に入らず返しに来たらならば売るときより丁寧にせよ
(返品の時こそ大切に扱い、次の来店につなげよ)
4.繁盛するに従ってますます倹約せよ
(繁盛し始めたからといって、謙虚さを忘れるな)
5.小遣いは一文より記せ
(小遣いの始末をしっかりやれ)
6.開店の時を忘れるな
(初心忘るべからず)
7.同商売が近所に出来たなら懇意を厚くし互いに努めよ
(同業者とは良きライバル関係をつくれ)
8.出店を開いたら三年は食料を送れ
(従業員が独立したら、3年は面倒をみよ)

いかがですか? 渡辺崋山は商人ではありませんが、このような経営者の下で働きたいものですよね。

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